飽きっぽい。
子供のころからこの性分は変わりません。
なぜ飽きるのかを考えてみると、
接する対象に変化がないと飽きてしまう。
または、対象に接する自分自身に変化がないと飽きてしまう。
この二点が自分にとっての飽きるポイントです。
たとえば子供。
大勢の子供たちと一緒に空手の稽古をしていますが、
子供たちと接していると飽きません。
子供は日々成長します。成長と言う変化が飽きさせない。
もし子供がずーと3歳だとしたら、
いくら可愛くてもその可愛さに飽きてしまうのではないでしょうか。
美味しい料理も食べ続ければ飽きます。
腕の良い料理人は、飽きられないように同じ料理でも
微秒に変化させているようです。
革や木などの自然素材のものがブームなのも
時間ととも経年変化していくのでそれが味わいを産み
愛着が湧いたりもします。
良い映画や音楽などは、それ自体は変化しませんが、
その時々で観たり聴いたりする自分自身の方に
変化があって、新たな発見や当時気づかなかった良さ
に気づいたりします。
自分自身に飽きてしまうのが何よりも怖いですね。
もし人生八十年の中で八十年間、二十歳だったら
変化のない二十歳の自分に飽きてしまうでしょう。
幸い?人間も生老病死の中で日々変化しています。
老化という肉体的、外見的な変化には抗えませんが、
せめて内面が固まってしまうことは避けたいですね。
フリーズせずに常に自分の内面はアップデートし続ける。
自分自身に退屈しない生涯を最後まで送れたら理想ですね。
「面白きこともなき世を面白く」
幕末の志士、高杉晋作の辞世の句として
有名ですが、何事も自分次第ですね。
余談が過ぎました。
入荷品を少し紹介いたします。
玉楮象谷 作 香筒。
初代 木津宗詮 作 茶杓。
松村景文 「秋七草図」
竹内栖鳳 「鶏」。
岸駒 「花鳥」。
松花堂昭乗 沢庵賛【梅月図】。
蕎麦釉 花瓶
高橋静堂 作 彫漆 喫煙箱
ヴィンテージ ノリタケ中皿。
英国製ラジオ。
八曲刺繍屏風。
トヨタ2000GT。
古材と鉄脚のハイスツール。
鹿骨。
龍耳花瓶。
鳳凰の香炉。
引出し棚。
レトロモダンな意匠の衝立。
岐阜県根尾谷産 菊花石。
岡野浩二 作「暖流」
北浜めぐみ 作 「パンジー」
大津英敏 作 「マリ歌」
浜松地紋 真形釜 清光作。
南部鉄器 岩鋳 霰紋 鉄瓶。
衝立二枚。
欅の関西火鉢。
骨董名品から茶道具、絵画、家具、玩具、水石まで
豊富な買い取り実績と、
販売力があるOLD TAGならではの品揃えです。
これだから、この仕事は飽きません(笑)