スクラップ×廃材=テーブル

 

尾崎が多忙なため、今回は私が製作する「古材と鉄脚のテーブル」。

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材料は、昔の食堂などでよく見かけた昭和中期頃のテーブルの鉄脚フレーム。

スクラップ行き寸前のところで運び込まれました。
このような大きなタイプは珍しいですね。

それと天板にねじれがあって焚き物にされそうだった戦前の大きな裁ち台が2台。
その2台の天板部分を外して鉄脚フレームと組み合わせます。

 

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鉄脚フレームは、いい感じに錆びていますが、まずは、ペーパーで錆を軽く落とします。

 

 

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今回は、つなぎ合わせる天板二枚に反りやねじれがあります。
それを直すため両面を手押しと自動カンナで削ります。

古材なので板自体は乾ききっているので、削って直せば、もう反る心配もありません。

 

 

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天板二枚を繋いでハタガネで絞り、鉄脚フレームに付けて一日置きます。

古材も削れば、新材のようになります。
けれど、この幅広い無垢材(一枚40cm以上)の質感や杢目は、現代家具の主流である合板や集成材では味わえません。

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翌日、天板を滑らかにするためにペーパーサンダーを当てます。

 

 

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鉄脚フレームに天然オイルを塗り込み、錆の進行を抑えます。触っても手に錆が付くようなことはありません。

しっとりとしたその鉄脚に合わせて天板はオイルステンで着色。

 

 

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着色してからさらに一日置き、仕上げは、天板に100%植物性天然オイルを塗り込みます。このオイルは、溶剤を含まず安心なだけでなく、撥水性があり、また熱に非常に強く、輪染みや汚れ、手垢防止効果も抜群です。安全性と機能性を両立させた優れものです。

 

 

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世の中的には-マイナスである「スクラップ」と「廃材」に「手間」をかけ合せると、+な古材の鉄脚テーブルが完成しました。

W1580×D825×H690

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