「安心感」   アンティーク家具 建具 店舗什器 古材 リメイク 修理買い取り

今年で80歳になった腕の良い元建具職人さんと一緒に古い家具や建具の
修繕していて10年以上になります。
お互い遠慮もなく言いたい放題の仲なので、仕事上での喧嘩もしょっちゅうです。

そのおやっさんが難しい仕事や失敗に焦る僕に向かって決まって言うひと言が、
「気なごーにいかな(気長にいかないと)」。
その一言に、ふと肩の力が抜けます。
切れかけたの気持ちが一息つくことで仕切り直すことができます。
最終的には、おやっさんの腕に頼って何とかなってしまうパターンが多いんですが(笑。

おやっさんの頭抜けたリカバリー力のお陰で何回もピンチを救われました。

他にも数人頼りにしている人が居ます。
古い物を扱ってていることもあり、皆年配の方ですが、そういった人たちに支えられて
仕事をしています。

その人達たちの長年培った技術や経験はもちろん、存在そのものがとてつもない安心感を自分に与えてくれています。 
振り返って自分は、下の世代にこの人たちのように安心感を与える人間になれるかと問うと甚だ怪しいです。
逆に不安を与えそうですね(笑。
自分がそうされたように、色々な意味で、居てくれるだけで周りに安心感を与えるそんな老人になれたいいですね。

OLD TAGもお客様に安心感を与えるような仕事振りを常に心掛けていきたいと思います。

 

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