「商家の坪庭と廃墟」   徳島 解体 骨董品 建具 家具 出張買い取り

 

先週お伺いした現場は、京都の町屋のような奥に細長い商家で、敷地の奥に蔵のあるお宅でした。

 

img_5739

お店だった土間から上がると客間を挟んで最初の坪庭が。

 

img_5744

そこを抜けて、また和室を挟んで。

 

img_5745

飛び石と燈籠のある次の坪庭へ。

 

img_5747

燈籠を横目に次の部屋へ。

 

img_5748

書斎に入ると天井に明り取りの天窓。書斎を横切ると、

 

img_5746

奥に漆喰の分厚い蔵の両開き戸。

それぞれ違う2階部屋へ続く階段も2箇所ありました。まさしくうなぎの寝床のような奥行きのあるお宅でした。

 

 

次の現場は、今流行りの廃墟写真集に載っていそうな4階建の小さな元百貨店。

img_5737

漂う廃墟感。蔦が絡まる非常階段。

 

img_5754

さすが!ステンレスのドアノブだけは錆びてません。

 

img_5753

剥離した壁。お馴染みのロゴが目を引きます。

 

img_5751

展望レストラン。内部の屋根が落ちてます。

 

img_5749

屋上の中央に円形のタイル張りの池?

廃墟マニアではないですが、栄枯盛衰を感じる建物でした。

双方とも仕事的には、あまり収穫はありませんでしたが、見どころのある現場でした。

 

僕らの仕事は、古いもの、壊れたもの、忘れ去られたものたちを、時に繕い、時に仕立て、時に組み合わせて、新たな息吹を吹き込むことです。

自分自身の思い込みや先入観が最大の敵になります。常にフレッシュな気持ちでニュートラルに物事に接する人でありたいものです。

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です