今回は、何に使われていたか分からないけど、佇まいに魅かれてしまう機械や工具を少しご紹介いたします。
何か挟みたくなる鉄味が良い工具。
真鍮と木で作られたユニークで繊細な道具。
機能として意味があるだろうこの形を見ても想像つきません。
これは古い医療道具です。
中央のプレート、鋲、台座、こんなにカッコ良い必要があるのでしょうか。
プレス機?鉄と木の武骨な組み合わせがGOOD。
これは箱付きだったので分かりました。
戦前のアイスクリーム製造器。古いアメ車のようなボディーカラー。
マシンが乗っているトレーに取説が書いてあります。
これは、古い測定器です。つまみが大きくて、ボディに直接取っ手がついています。
それだけでタフに見えてしまいます。
マイクではないようです。ミッドセンチュリーな意匠。
戦前の歯科医院で使われていた技工機器です。
たくさんついた歯車と鈍い鉄味にグッときます。
金や銀をプレスするに使われる機械だそうです。
透かしの入ったペダルとサインペイントのようなゴールドのラインが洒脱。
これも脚踏みエンジンと言って、歯科道具の一部です。
役目を終えた道具類ですが、物が発する力の強さを感じますね。
古い物が持つ貫録と同時に美意識も感じます。
それが道具類に魅せられる理由のひとつかもしれません。