やっていることは、あまり変わってません。

 

場末感への憧れと哀愁

うらぶれたモーテルや場末のドライブイン。
凹んだままの日焼けしたボディとシートが破れたフルサイズのアメ車。


1114
小学生の頃、テレビで見た70年代のアメリカンニューシネマや古いロードムービーに出てくるそういった風景やものに無性に魅かれました。

その性向は今も変わらず続いています。

アメリカ映画のような乾いた空気感や荒涼としたロケーションとは、かなり違いますが、僕らが子供の頃は、まだ空き地や雑木林もちらほらあって、資材置き場に放置された錆びたブルトーザーや重機なども格好の遊び場でした。

子供が遊び場にできるぐらいなので、当然、現役で稼働している場所ではなく、資材や重機が放置された場所でした。

役目を終えて打ち捨てられたものへの哀愁や愛着は、そういった環境で遊んでいたことも少なからず影響して、自分の中で育まれたのかも知れません。

もちろん現役バリバリのものへの憧れも同時にあったのでしょう。

 

 

IMGP0701


車で走っていても、ついそういったものや場所に反応してしまいます。



僕らの仕事は古いものを探し出すことがメインですが、それらは現役では使われてない、不用なものがほとんどです。
そのものたちを新たな人たちに新たな使い方をしてもらうために時に磨き上げたり、時にリペアしたり。


IMG_4757
子供の頃から、現役ではない役に立たないものに心魅かれ、それらで遊び、大人になってからは、それらを探して再生することを生業にしてます。

結局、今も昔もやってることは、あんまり変わってないなーということに気づいた今日この頃でした。

OLD TAGでは、家や蔵の解体、片付け、整理なので出るアンティーク品から中古品までジャンルに問わず幅広く買い取りさせていただきます。

「物を生かしたい」「廃棄物を減らしたい」といったご要望にお応えいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です